【トラブル時の扱い】
こんなトラブル起きたとき、どうすれば…!
「汚れてしまった」
カレーや飲み物をこぼした場合は、乾く前に急いで水分を取り除きます。
水気を取り除いたあと、濡れタオルなどで軽く叩いて汚れを取ります。
「濡れてしまった」
雨に濡れたり水をこぼしたときは、タオルで毛並みに沿って拭いてください。
皮が濡れた場合は、放置ではなく購入店などにご相談ください。
皮が濡れると、鞣しが戻り、硬化することがあります。
「毛にクセがついた」
人間の髪の寝癖を直すのと同じで、濡れタオルなどで該当部分を軽く湿らせて、 クシで毛並みを整えてください。
乾かすのは日陰で自然乾燥で大丈夫です。
「なにかニオイが…」
一度ニオイがつくと、取ることが難しいため、出来るだけタバコなどには注意してください。
タンスにしまっていて、保存剤のニオイが付いた場合に消臭剤などを使うときは、 皮部分に染み付かないように注意が必要です。
【オフシーズンの保管方法】
毛皮は変色する性質があるため、直射日光だけでなく、室内灯などにも注意が必要です。
できればカバーを取り付け、ハンガーにかけて保管するのがいいでしょう。
また、害虫にも注意が必要です。ホコリや汚れをそのままにして保管すると、 害虫がつく原因になりますので、ホコリは軽く叩いて落としてから保管するようにしてください。
通気性のよい、涼しい場所に保管するのが適してます。
【洗濯について】
毛皮は皮部分が水に弱いため、普通の衣類と同じように洗濯すると、 縮み・破損・硬化が起こる可能性が高いです。
クリーニングに出すのが一番良い方法ですが、クリーニング店でよく相談し、 毛皮専用のクリーニング方法でお願いしてください。